詩人:山崎 登重雄
好きになった時から
好きでいることの重圧にたえる
決して イコール じゃない
たくさんの矛盾に邪魔をされながら
好きでいる毎日が
好きで居続ける責任に変わる
決して 等しくない バランス
たくさんの感情に邪魔をされながら
いつしか 好きなのに や
なぜ や どうして とか
お呼びじゃない言葉が 混じる
ただの紛らわしさにうんざりしながら
答えは最初の1ページ
あなたを好きなわたし
たった一行がすべてだったのに
たくさんの あなたと
たくさんの わたしが
いつか憎み合うなんて 皮肉だわ