詩人:剛田奇作
午前四時に、朝食を食べるときには 全裸になります 感覚も味覚も研ぎ澄まされいいかんじです その後全裸でベランダに立ち、午前四時の湿気と闇の中の煙りのような匂いをかぎます自分が自分でなくなる感覚に陶酔し 陰毛に黄身が絡まってカピカピになっているのにきづきませんでした その後 ふきを採りに駐車場へ行きますふきの煮物をペットボトルにつめて子供達を学校にやるためです 夜が明けたらゆっくりとふきの写真でカレンダーをつくることにします寒いので五時には服をきます