ホーム > 詩人の部屋 > あいくの部屋 > サボテン > 投票

あいくの部屋  〜 「サボテン」への投 票 〜

  • あいくさんの「サボテン」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[19079] サボテン

詩人:あいく

アメリカの映画なんかでよく
サボテンに飛び込む男の
たとえ話なんかあるけど

「そいつは屋根の上からサボテンめがけて
 飛び降りたのさ
 もちろんそいつは大怪我して病院行きさ
 だからそいつにきいたのさ
 なんでそんな馬鹿な真似したんだって
 そしたらそいつはこう言ったんだ
 『その時はそれで良いと思った』
 てね」

あれがすごく好きで
『その時はそれで良いと思った』
って言葉にすごくシビレル

ビリーザキッドとか
明日に向かって撃てとか
ボニー&クライドとか
なんか挙げたらキリ無いけど
この辺の映画の感覚

一見どうしょうもなく
刹那的に見えるけど
本当は果てしなく
未来や夢を思ってて
いま飛び込まなければ
その先は何も無い
そんな一途な思いが
良いのかも

日本の諺の
「清水の舞台から飛び降りる」
とはニュアンスがちがってて
恐ろしく馬鹿っぽいんだけど
煌めきのようなものを感じる

これが若さだけがなせる業でないと信じたい
後半年ほどで三十路迎える私です

2004/10/23 (Sat)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -