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詩人:ゆにこ
たしかに夢みたはずだった
そこに未来があると
信じられたのに。
いまは嘘みたい
あれほど寄り添った心が離れ
感じあった温もりがもうこんなに
とおい場所に流されてる
いっしょにみた月が太陽が
今日もおなじ光を
送りつづけてるのに。
まるで信じられない
こんなにも冷たくなった過去
ある「はず」だった二人笑ってる
いつもどおりの、当たり前の日々...
ここで夕日を見ていても
どこかではそれが朝日と呼ばれる
おなじものを見てももう
おなじようには笑えない
地図はお揃いじゃなきゃ、しょうがない
わたしだけ目指しても意味がない!
知らないうちに走り出していた
全身で大好きだっただけ
それだけでいまは心が震える
どうしようもないけど現実は
ここにあるから