詩人:JAM
いつだって嘆いてた
居場所がないよ
一人ぼっちにしないで
辛いの
切りたい
何も見たくない聞きたくない感じたくない
何も考えないよう眠らせて
自分なんかいらない
感情を殺したい
それは事実だった
ただ声となって出ることはなかった
そしてあたしは君の手によって昼の太陽の光に照らされることができた
けれどね
君がぱっと手を離せば
昼なんかぽちって
まるで電気のスイッチ消すように
真っ黒な真っ暗な夜になる
あの昼がまがい物だったんじゃないかって疑ってしまう程
「自分の力だけで乗り越えろ」
そう君は手を振る
ねぇ知ってる?
誰かの言葉一つで
人は
強くなれるんだよ
あたしは君の言葉があれば
強くなれると思ったけど
君は
一人で進めと言う
一人きりで目指せと
ねぇ知ってる?
あたしはずっと一人ぼっちだったんだよ
ねぇ知ってる?
誰かの言葉一つで
人は
死んでしまうこともあるんだよ
助けてとは言わない
ただあたしの目を見て
頑張れと
笑ってくれれば