詩人:ナナエ
遅く起きた平日の朝太陽が高くなった空の下人もまばらな電車に揺られお気に入りの曲を聞きながら心地よい暖かさでそっと目を閉じるカタンカタンゴトンゴトン田んぼの真ん中を走る田舎列車不意に目を開けると目の前には朝とは違う穏やかな景色焦る理由なんて全くなくてだってここは日常の中の非日常時がゆっくり流れてくような不思議な空間