詩人:ジャガー
やけに遠くなった
都会の景色
わけも無く働いてた
モノクロの日々
僕は被写体を失っていた
必死にもがきながら
飼い慣らされる寸前
我に帰ってまた飛んだ
なんて実はすっかり…
都会の煙に紛れて
黒く染まった
平和のシンボル
塗り潰したみたく
皮肉にも都会の空に
よく似合う
あんな真っ黒なキャンバスに
僕が描けるものなど
彩りたい色など
実は無かった
藍色には皮肉にも
涙がよく似合う
僕が書いた曲
全ては君のために
テーマはやっぱり愛
藍色の空に守られて
滲んだ君の"涙"が
何よりも美しかった
2009/10/06 (Tue)