詩人:しゅんすけ
たかが三千いくらの紙切れを十枚やそこら売るために四苦八苦してやっとてに入れた今日マルボロの赤い蓋を開けながら他人の感情を覗き見た気分に浸る焦りが諦めに替わるのにそれほど時間はいらない自分で作り上げた丸っきりツクリモノの社交性に若干の倦怠感を感じながら苛立ちを抑える為の火をともす飢え続ける事の難しさを今になって実感した飢え続けた者が勝つのだ一瞬でも気を抜けない勝つと決めたんだろう?こだわってやろうじゃないか