詩人:りんくす
雨にも負けず風にも負けず犬にも負けず鼠にも負けず冬の寒さにはぬくもりをもたらし夏の日照りには涙で荒野を潤すきみが泣けば共に泣ききみが疲れたら子守歌を唄うきみが姿を現すまで倒れてなるものかご隠居に怒られながらも団子を頬張り体力つけて今日も来ました今日も来た崖っぷちでにゃあと鳴く猫を愛でるあの人を今日も待ちます今日も待つそしてきみが何食わぬ顔で現れたらいつも静かに笑ってるそういうものに私はなりたい