詩人:あいる
ボクら足跡だ
終わらない鬼ごっこ
近づいて離れて、
逃げて追いかけて
単純で楽しかった
どっちが鬼か忘れて
触れ合えたらな
靴下みたく
寝るときには結ばれたいな
ボクら足だ
今日は遠回りしよう
同じ分だけ君と疲れる
手達みたいに繋がりたいな
ボクら眼だ
見つめ合うことは
できないけど
いつも同じ景色を見れる
気持ちを伝えたくなったら
もう伝わっちゃってて
同時に溢れるんだ
馬鹿らしいくらいにいつだって
身体はボクらのそばにいて
星の数ほどの細胞が
見つめてるよ
じゃあボクらはどこにいる
終わらないかくれんぼだ
ボクらの間
ひとのあいだ
人の愛だ