詩人:雨蛙
君を中心に僕の世界が回り初めてどのくらいの時が流れたのだろう?君が何気なく呟いた一つ一つの言ノ葉が世界を少しづつ彩りはじめ今では沢山の色で埋まっている「おはよう」は太陽を見る向日葵の様な明るい黄色「ありがとう」は風に舞う桜の花の様なほのかな桃色「さよなら」は小さく揺れる菫草の様な淡い青色「おやすみ」は闇夜に咲く夕顔の様な薄い紫色君のくれた色は今も僕の胸の中しっかりと根を張り鮮やかに色付いているよ