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詩人:夢姫
僕の顔を見上げて 微笑む君の
その唇が愛しすぎて
僕は君から目を逸らしてしまうんだ
本当はずっと見つめていたいのに・・・
あの交差点を曲がったら
君の家まで一直線
見上げればこの赤い信号機が
ずっとこのまま僕たちを止めて
行く手を阻んでくれたらいいのにな
このまっすぐな道を走れば
辿り着くのは
寂しさだけで
どこか遠くへ逃げ去ってしまおうか・・・
なんてできもしないくせに
君の家まであと数メートル
僕の顔を見上げて
微笑む君の
その瞳が愛しすぎて
次の約束もできないまま
別れ際にはその瞳を見つめ返すことしかできなくて・・・
どこか遠くへ 逃げ去ってしまおうか?