詩人:緋子
死ぬまで汚れを重ねる人生なんて終わってしまえばいいなんて綺麗事ぜんぶ流してしまえ何も知らない赤ちゃんみたいに人と関わる度に身を削らなきゃいけないなんてあたしの頭がどこかで複雑に入り組んだせいなの大人の事情を砂にして飲み込んだ机に向かっても鉛筆をへし折るばかり頑張らなきゃでも休まなきゃバランスがわかんないあたしの顔を踏んでく固い靴そんな大人になりたくないのにいい加減現実を見なさいと叱られる小さな子供を瞳の奥に飼ってるの