詩人:望月 ゆき
あなたは水玉のような言葉を発しわたしをとてつもなく自由にした解き放たれてわたしは見上げるべき空を見失い夏の果てなにもかも忘れないように呼吸をとめてなにもかも忘れないように目を細めるマーブルのピローラズベリーの波音さよならペイズリーそして、青信号の朝窓はあけたままでいいでしょう