詩人:鰐句 蘭丸
いつか来た 小高い公園の広場 葉の落ちた裸木の木陰に軽トラを停め 荷台に寝っ転がる 裸木の枝が描く幾何学模様の影に 意識もどこか飛んでいきそうになる 「あったけえ」日差しはやわらかで 「気持ちイイや」 そよ風はやさしく吹いてる 「なにしてるかな」君を想った