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詩人:雪 刀寿
小さいけど、ありがとうを
消えかかりながらも
あなたに受けて欲しい
しょうもない俺
夏が終われば
やはり さびしい
揺らぐ背中
こんな俺を
つまみ上げて磨いてくれる
あの人を慕って
ふるえ しびれ 泣ける夜
月の裏側か?
草葉の木陰か?
どっかに 気が隠れてしまってて、
自己嫌悪の日々
ごくわずかな引っかかり
はなの動きとか
くだらんことにつまずいて
素性が汚れて見える
しょうもないけど、何とか立ってるよ
こうして、かまって もらえているうちに、
かたさが ほぐれてくれれば いいけどね