詩人:春欄
携帯が鳴った…そんな気がして確認をする。でも、着信は無い…メールが届いた…そんな気がして確認をする。でも、届いていない…夜中に 彼方の寝息が聞こえた…でも、彼方は居ない…いつも私の少し前を 歩いてた彼方の背中…もう見る事の無い 彼方の背中…彼方と別れの夢を見て 朝、泣きながら目覚める…彼方の幻は 私を捕えて離さない…私の心が 彼方の幻を離さない…