詩人:山崎 登重雄
好きなのかな きみのこと
愛してるかな きみのこと
選んで なくてはならない
距離 早く慣れなくちゃ
きみを想う気持ちに 今夜も降りてくる不安に
綴り続ける自己暗示と 啓示と 告発を
冷静にかき混ぜても残るカップの底 甘さはくどく
余分な何か その何かだけがいつも溶け残って
分かってるならもっと砕けようがあるのに
バス停にはすでにたくさんの僕が並ぶ
乗り切れるかな 次のバスまで待つのかな
来ないバスを待つって愚かかな
あれからきみ行きは通らないけどまた並ぶ
自分にしか停留所がない皮肉
待ってないで行こうかなって思うけど
さてね