詩人:里雨夜
さっきまで僕の腕の中にあった君の横顔今は温もりさえ消えてしまったしかたのないことなのは分かってる帰る家が今はお互い違う場所なんだでもさみしくて寂しく淋しくて本当は帰る君に縋りたかった゛行かないで゛そう言ってしまいたかった君が好きだから君を困らせたくないから君に嫌われたくないから言葉を飲み込んだただ涙を流すのは赦しておくれ言葉を飲み込んで押し出された想いの結晶が零れることを赦しておくれ