詩人:里雨夜
過ぎゆく季節に想いを馳せることなく訪れる季節に心踊った幼少期春の野山や秋の木々はもちろん夏の灼熱の太陽も冬の大雪も四季の総てが友達だった季節に疎くなっていた思春期1年の大半を室内で過ごし日が暮れるまで部活に熱中していた夏は暑いと冬は寒いと文句ばかりだった変わりゆく季節の尊さに気づいた青春期去りゆく季節を淋しく想い移り変わる季節に未来を重ねた四季が動くともに四季に対する感じ方も変わるかわるまわるめぐる