詩人:さみだれ
ぼろ雑巾のような毛目は白く濁った歩くのも面倒で小屋の中に引きこもっているたまに言うことを聞けばごちそうにありつけるでも撫でられるのは気持ち悪い噛みつけば叩かれるから我慢している逃げないように鎖をしているけど逃げたあとの生き方がわからないから逃げようなんて考えちゃいない俺はもう諦めてる爪を研ぐことも手の汚れを落とすこともただそこにいてたまに名前を呼ばれて悪いことは聞かないようにすれば生きていけるんだから