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詩人:チェシャ猫
気がつけばいつも側に君がいて
泣き出しそうなボクを
そっとなぐさめてくれていた
生まれたときから隣に住んでるボクらは
兄弟だ、って言ってもいいのカナ??
たった半年早く生まれただけの
キミのはずなのに
何故だろう??
ずっと大人びて映る
泣き虫で弱虫のボクを
いつでも不安げに見つめていたね
転んでケガするとすぐ
赤いポーチからばんそうこう取り出して
すりむけた膝小僧に
そっとはってくれたね・・・
これからもキミを頼っていいカナ??
少し甘えてもいいカナ??
いつの日かボクがキミより
大っきくなって
キミを守れるようになるその日まで・・・