詩人:満月
二十歳くらいのころ
都会の地下鉄で
死んだ魚のような目をして通勤してる人達を見て
こうはなりたくないと
思ってた
そんな表情で毎日を死ぬまで送るだなんて…
本当にそれでいいのかと、思ってた
やりたいことあったんじゃ無いのか?
目標や夢なんか捨てちゃったの?
蔑むような感情でしか、あなた方を見れなかった
僕は守るものがなかったから
自分の事しか考えられなかったから
そう見えてたのかも
守るものがある今は
やりたくも無い仕事や時間を耐えて
毎日を送っている人達を思い出す
幸せを守る為に
そして
名も知らない人達に
ありがとうを思うよ