詩人:璃星
ほんの数ヶ月貴方と話しただけで貴方の何もかもを知った気になって些細な事柄を知ってることが本当に嬉しかったタバコの銘柄とか髪を切った時期だとか寝過ごした朝を知ってるだけででもわたしが知らない貴方の6年間の過去形でしか知らない彼女と何度勝手に張り合ってひとりで塞ぎこんだだろうわたしが眠る頃何度も弾いてくれたギターは彼女を想って作ったわたしのお気に入り