詩人:ジャガー
幾度もあった人生の選択肢を
ひとつひとつ指で摘んで
夢を見るように
それよりも理性的に
そう
長い間こういう風に
此処から眺めていた
すると僕らは
なんてちっぽけで
なんて壮大な生き物だろうか
無数に張りめぐる糸
複雑に絡み合う意図
どれかに操られながら
それでも
"そういったもの"とは
全く関係の無いものが在る
主観的に
客観的に
相対的に
僕らは今
その世界を歩く
その目で何を見た?
その耳で何を聞いた?
その声で何を伝えた?
その手に何を持った?
未だ血が流れてるんだ
2009/12/30 (Wed)