詩人:蜜稀
君の笑った顔君の泣いた顔君の怒った顔―――。もう二度と見られないと気づいたときには遅かった。いつかの約束も果たせなかった。僕は君に何もしてあげられなかったのに、僕が笑うと笑ってくれた。君がイツまでも笑ってくれればいいんだけど、僕は、もう、君には涙しか見せられない。そんな僕を覚えていて。君の心が僕忘れないために桜が散るあの季節 また逢う時まで―――――――