詩人:甘味亭 真朱麻呂
ふたりがふたりじゃなくてどうすんの?
ふたりはふたりだからふたりというのに
ふたりがふたりになるために一人でいるのやめたはずなのにな
ふたりは今 ふたりをやめてまた淋しいひとりになろうとしてます
やだな やだな ひとりは
ふたりでいることの楽しさ知ったあとじゃ悲しすぎるぜ
死ぬのも生まれたあとじゃつらいように
君が好き
君が好き
ふたりのままでいたい
ずっと
ずっと
ふたりのままでいいよ
君に伝えた愛の言葉
あげたものは返せないはずなのになぜか
元あった僕の心にかえってくるよ
せっかく注いだ思いなのに
さよならはいえそうもない
さよならをいいたくはない
僕なのに
ふたりでいられる選択がない
君よ 奇跡を待ってていいですか?
こんなに誠心誠意頼んでも無駄に終わるなら
確率など気にしないけど
ゆいいつの1%にかけてもいいかい?
1%の希望を待つように たたずみまぶた閉ざした暗闇の中
あけた先になにを僕は期待してる?
さて、さて。