詩人:フィリップ
最終前の電車を待って
岡山駅周辺をぶらついてみた
西口はいつの間にか消えていて
角にあったマックも
ここにあったラーメン屋も道連れになっているようだ
自販機の光が
明るくて安心した
でも、自販機の灯りが照らす道は
二人で歩くにはせますぎるので
出逢う事のない君を
ギュッ、としたくなったりして
なんてな
もう二年近く会ってない君は
僕の中で毎日死に
同時に毎日生き返り続けている
世界が廻る
この一秒の瞬間にすら
駅周りを一周して
君の写真を見た
特に理由はない
ただ
あなたの事が、好きで
2008/03/28 (Fri)