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フィリップの部屋


[292] 岡山駅
詩人:フィリップ [投票][編集]

最終前の電車を待って
岡山駅周辺をぶらついてみた
西口はいつの間にか消えていて
角にあったマックも
ここにあったラーメン屋も道連れになっているようだ



自販機の光が
明るくて安心した
でも、自販機の灯りが照らす道は
二人で歩くにはせますぎるので
出逢う事のない君を
ギュッ、としたくなったりして
なんてな



もう二年近く会ってない君は
僕の中で毎日死に
同時に毎日生き返り続けている
世界が廻る
この一秒の瞬間にすら



駅周りを一周して
君の写真を見た
特に理由はない

ただ
あなたの事が、好きで

2008/03/28 (Fri)

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