詩人:まとりょ〜鹿
豆腐の様に脆いこころなのに
昨日は惰性で抱かれました
そして今日は疑心暗鬼になって
どうやら私の頭は内容無いようです。
所詮私の自己嫌悪なんて
ごめんなさいと幾数唱えるだけで
おまじないの様な免罪符を
自分勝手気儘に発行しただけだと思います
砕かれたふりして
崩れきらないこの精神は
きっとお金を出しても買い手は付かず
神と言う人が
こんな私に唯一赦した事は
ただただ
魚のように
口をパクパク
呼吸するだけの様で
早急に
壊れきる瞬発力と
即時
崩れ落ちる体力すらも
与えては下さらなかった様です。
甘ったれるな
その臓や脳全てが
完全に停止するまで
お前は呼吸を止めるな、苦しめ、と
緩やかに
このゼリーの様に脆い脳みそを
更に溶かしてじわじわと
崩落させるのです。