詩人:山崎 登重雄
サイクロン掃除機みたいな風が空を隅々まで磨いていった雲ひとつない満天の星空月は真上に凛として頭上の笑顔に身を任せてチキンは空を飛びたくなった羽ばたきはしないけど風を追いかけてみる愛車を思い切り走らせた国道ノンストップのコースレコードだ正直… 星にならなくてよかった少し膝が笑ってるけどチキンはご満悦CDの代わりに借りた時間を返しながらゆっくりとゆっくりと帰る肩を並べた風に名前を聞き忘れた今度逢ったら教えてもらおう