詩人:BattlE HearT
こんなちっぽけな世界に何者でもない自分がいた。躓いて 傷ついて 人知れず涙流した。夢の扉を見上げて手を伸ばした あの頃いつしか力尽きて垂れ下がる無力でからっぽの掌を見ていた。笑う事も忘れただ過ぎる時間に背を向けた。必死に掴んだ未来の地図は砂になり指の隙間を流れた。暗闇で何も見えない。光も消えた。盲目の中このままさまよい続ける…。