詩人:大示
彼は純粋だったそして孤独だった自分を知るために手に入れたたくさんの鍵独りきりの部屋に並べたあれでもないこれでもないあれも違うこれも違う結局残ったのは、ただ一つの箱だった探し求めた自分の真実が眠っている箱だった しかし決して開けてはならない箱だった彼は純粋だった 彼は孤独だった彼は自分を知りたかったただ、それだけだった