詩人:タッシー
もう どの位昇り詰めたのだろう
まだ階段は続いている
思い切り背伸びして
遙か彼方を見上げる
段は精密に連なっていた
後ろを振り返れば
眺めは悪くない
一歩踏み出し
一つ高度を上げた
また一歩踏み出し
振り返る景色を見た
踏み出す毎に
確実にゴールに迫る自分
まだ行ける
あと どの位昇り詰めるのだろう
だいぶ体もついてきた
上へ
もっと上へ
堪え忍ぶ心身共は
最後まで持続できる
この連なる段々を昇りきり
今は待つ貴方のもとへ
必ずたどり着いてやろう
2005/04/23 (Sat)