詩人:日月子
空想は甘く果てしなく夜はあまりにも短いいっそ飛び起きて電話でもいいんだ君のオヤスミで眠れたらすべてうまく行くのに欲しいものと手に入るものは違うんだよなんて得意のセリフつぶやいたりして甘い感触に目覚ましをかけるけどまるで心臓のヨコにあたらしいハートができちゃったみたいに理性とはまるで関係なく夏の毒を注ぎ込まれた憂い青色の血がトクトクと身体を巡ってゆく