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詩人:orangest
今年も一つ季節が
巡って新しい時間が
動き始めた
浮かんでは消えていく
気持ちが何度も何度も
交差したけど
あの頃語り合った
懐かしい鐘の音
この心から溢れだしたから
灰色の空が晴れたら
信じることを描きながら
新しい翼で飛び立とう
供にいる旅立ちの地で
熱い誓いを交わしてた
白い雪がこの街を
染めても僕達は
春がくることを知っている
涙を流す夜に
僕の背中をそっと誰かが
強く押してくれたから
見上げた壊れない世界
どこかで眠っている
瞳を閉じて委ねていた
供にいた思い出の地で
いつかまた会えるように
僕達は夢を掴むため
ここに生まれてきた
太陽に両手かざして
供にいく約束の地に
その笑顔があるように
共にした約束の地に
その明日が始まってく