詩人:万葉
あまりにもあなたは遠く糸はぎりぎりまで伸びきっていた小指は締め付けられ赤く血がにじむ糸は血に染まり時間とともに黒ずんでいくもう赤くないよ私は一歩だけ後ろに下がり糸を引きちぎった少しの痛みと解放感絆創膏で隠した赤い傷跡と少しの後悔