詩人:みん
公園のベンチに腰を掛けた
小さな女の子が
小さな足で
必死にお兄ちゃんを
追い掛けていた…
転びそうになりなからも
目に涙を浮かべながらも
必死に必死に、追い掛けていた
まるで誰かさんみたい
君を必死に追い掛けている…誰かさんみたい
どうして、待ってくれないの?
どうして、ちょっと立ち止まって振り返ってはくれないの?
子供の様に
前しか見ていない
そんな真っすぐな君が大好き
でも…
何日も何日も走り続けたから
もう、走れなくなってきたよ。。。
どんどん
君が見えなくなってきた
ただ
君の手を握っていたかっただけなのに…