詩人:冥
皆に聞かれた、ある言葉誰にも聞かれなかった、ある言葉どれも同じ言葉であるべきなのに、優劣決めて背比べ賛美の数で決めつけて、少なければ忘れてしまう否定され、天秤から溢れた言葉は、音もなく、落ちていったどうか嫌いにならないで貴方から生まれたその言葉どうか覚えていて貴方が紡いだ一つ一つの、その言葉を