詩人:ミツヒデ
いつも君と歩く道は 光が照らす場所さえも
暗く見えた だからその手を…
愛とか好きだとか言葉でくくるのに なんの意味がある?
ただひたすら 無力なだけ…
そんなの解っていた…
君を失うことに恐れ 情の声が枯れる…
こんなにも君を想っているのに…距離だけが 時と比例していく
わかっていた 自分の中でこんなにも君が いることを
わかっていた 望んでいた 君が嫉妬する 横顔を
わかっていた どうしようもなく 君を忘れられない 自分がいることを
だから…だから…
もう一度だけ 君の瞳の中のぼくを見せて…