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アジスの部屋  〜 「夢見電車」への投 票 〜

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[87451] 夢見電車

詩人:アジス

ガタンゴトン
ガタンゴトン
 
電車に揺られながら
僕はまた一眠り
 
ゆらり揺られ
時を忘れ
夢のなかへと誘われる…
 
ふと肩を叩かれ
振り向くと
君の指が僕の頬に触れた
 
ちょっとしたイタズラに
君は嬉しそうに笑った
 
そんな君が
愛しくて
僕も自然と笑っていた
 
電車の中に響き渡るアナウンスに
僕は目を覚ました
 
人気の少ない電車に
揺られる僕
 
隣には友達が眠っていた
 
僕は君を思い出した
 
幸せだった
あの頃のことを…
 
電車は僕を乗せ
走り続ける
 
ガタンゴトン
ガタンゴトン

2006/10/12 (Thu)
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