詩人:珠樹
私には…わからない
自分がどうしたいかのなんて
抱かれたいだけなのかもしれないね
慰めてほしいだけかもしれないね
一緒に…ただそばに
あなたにいてほしいだけかもしれないね
…少しだけ
私を嫌いになってほしいのかもしれないね
本当にわからなくなる…
私を必要としないほど幸せな家庭が待っているのに…
それでもあなたは私を好きだというじゃない?
…正直嬉しいよ
必要とされてるみたいで
…正直利用さえしてるよ
自分の欲求を満たすために
でも…不思議だよね
あなたの偽りの愛でさえも
…そうとわかっているの言うのに
今となっては必要になってる…
…『欲しい』とさえ思ってしまう
『好き』になっちゃいけないのに
『本気』にしては駄目だと言うのに…
どうしたらいいのだろう
…私はどうしたいんだろう
そして今日も…
偽りの愛と真実の愛への欲求が
天秤の上でゆれ続けている…