詩人:halcyon
「期待させて悪いけど」あなたの吐息とどこか愉しそうな目が、わたしの心臓を引っ掻いた強く掴まれた手首がぎりり、と音を立てる「俺、誰にでも優しいわけじゃないから」わたしはもう、逃げられないとおもった。