詩人:morning star
至極の痛苦の魄が、常時(いつも)命へ染み憑き、砕破けた目差しのぼやけた景色さえ儚く私をおいてけぼりにしてくから・・星屑を大地へ撒き散らして、私は私の起ち位置を浮かび上がらせようっ。乾いた時間の無情な秒針(はり)の音(ね)が、無気力の苦海(うみ)へと私を引き摺り降ろすのならば、幾億の綺羅星を生命(いのち)へ抱えて、私は私の心象(せかい)を発光させるっ。