詩人:百年草
窓の外に広がる景色はもう見えなくなっていた見えるのはただ窓を流れる滴交わり、一回り大きな粒となって流れていく滴達それを眺めながら孤独の時間は流れていく一つ、二つ、三つ…訳もなく滴を数える私その時、窓に映る私の目から決して交わる事のない一粒の滴が流れた