詩人:流☆群
明日君に会いに行きます
電車に乗って
君へと向かう電車の中で
思い出すのは君のことばかり
君の笑顔や声や仕草
あの頃の全てが鮮やかに蘇る
窓から見える景色は昔のままで
何にも変わらないのに
行き交う人々も
いつもと変わらず笑っているのに
もう君はいないんだね
もう二度と
あの元気な笑顔を見ることも
大きな声を聞くことも
困るとあごを触る仕草に微笑むことも
もう何も叶えられることできないんだね
君は確かにここにいた
君が生きたことも
君がもういないことも
全部ホントのことだよね?
君のいない世界は
いつもと同じなのに
どこか空っぽで
もどかしくて
寂しくて…
どうか君が
安らかでいますように…
ゆっくり眠っていますように…
明日君に会いに行きます
電車に乗って