華亥羅区凶の部屋
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[8986] 届く筈のない声に。2
詩人:華亥羅区凶
不安な夜を越えるのは
毎度のことながらやはり不安で
一度みた夢を望むほど安定がなく
振出に戻ることすら恐れていた
めまぐるしい日常なら未だしも
暇で退屈なのが日常なのだから
考えることが多いのだ
口に出さず
不安は常に
人の友なのか?
それを聞いた
想像の
龍は嘲る
2004/02/21 (Sat)
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