ホーム > 詩人の部屋 > 黒神仁の部屋 > 死体と日常 > 投票

黒神仁の部屋  〜 「死体と日常」への投 票 〜

  • 黒神仁さんの「死体と日常」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[69283] 死体と日常

詩人:黒神仁

今朝、鉄の箱にひかれた死体を見た。

死体は赤を肉を散らしていた。

その肉はあまりに美しく惹かれた。

それは
死体の築き上げた美が崩れたからか。
それは
未知への混乱が招いた錯覚か。
それは
狂気の領域に踏み入れたからか。

黄昏どきにその場所に赤も肉も無く、日常がただ。


誰も死を直視しようとしない。

2006/03/15 (Wed)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -