詩人:悠月
小さなろうそく
どうせ消す落書き
いなくなった遠くの星
僕達は常に進んでる
止まることを知らないみたいに
過去の自分を笑ってみたところで
何かが変わるわけでもなく
今日を生きる僕と
昨日を生きた僕と
どこか違うのかい
どこが一緒なのかい
光る北極星
かぎをなくした箱
定まらない方位磁針
僕達は常に止まってる
進みながら止まってる
電線だらけの空の下
太陽睨んで
眩しすぎて目がくらむ
今向こうで星が笑った気がした
何を笑ったんだい
何で笑ったんだい
微笑んでないで
答えをくれよ
次の場所に行かなくちゃいけない