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詩人:どるとる
夜空を駆け抜ける
流れ星に願うのさ
明日こそはどうか輝く日であれ
シャッターチャンスを逃した カメラマンの悔しさに似た
終電に乗り損ねたサラリーマンの虚しさも似た 切なさに焦がされて 眠れない夜
今夜はもう眠らない
何が何でも眠らない
眠らない 眠らない
眠りたくなんかない
そう言う僕の背中は曲がっている
でもそれはきっと素直な僕の本当の言葉
眠らない夜も素敵さ
眠れない夜も素敵さ
背中は曲がっていたって心はしゃんとしているはずだよ
さあ まだ見ぬ明日へ船を漕いでゆく
夜を飛び越える 流れ星の尾を掴んで
そのまま 夜空のかなたへ 夢の出口へ。